ケアマネにすぐに捨てられないPRチラシの作成方法
訪問や通所の管理者・生活相談員の皆さま、ケアマネにはいつも自施設のサービス内容の紹介のみが記載されたパンフレットだけをお渡ししていませんか?ケアマネ向けのPRチラシを作成していますか?実は、このチラシってとても重要なんです。今回は、ケアマネにすぐ捨てられないPRチラシの作成方法をお伝えしたいと思います。
一般的なPRチラシの反応率(=見られている率)について
そもそもPRチラシがどれだけ効果があるのか?数字で測れることをご存じですか?数字で測定することによって、どんなPRチラシが皆さまの地域のケアマネの心を動かすか?を明らかにして、安定的な利用者の獲得が可能になるという話です。
一般的なPRチラシの平均的な反応率は、「反応率(%)=反響数÷配布枚数×100」の計算式で求められ、0.01~0.3%と言われています。1,000枚のチラシを配布して、3人程度から何らかのアクションが起こされるという確率です。ここで、そんなに少ないの?と思われる方は沢山いると思いますが、重要なのは、本当に目を止めてもらえるのか?という点においては、この数字は、地域のケアマネでも同じと考えるべきでしょう!
介護現場で具体的にPRチラシ反応率の効果測定を行う方法として、PRチラシ配布後、ケアマネが、「チラシを見て問い合わせした」か「チラシとは関係なく問い合わせした」かを区別できる手段をチラシの配布時に設定しておく必要があります。例えば、季節ごとの「春号」とか、イベントごとの「クリスマス号」とか覚えやすい見出しをつけておくことがポイントです。
実際のPRチラシ反応率として、「反応率(%)=チラシを見た問い合わせ数÷配布枚数×100」の計算式を用いて、効果測定を実施してみてはいかがでしょうか。
PRチラシの効果を最大化するステップ
まずは目的(KPI)を設定しましょう!サービス提供圏内のケアマネから、季節ごとや、イベントごとのチラシで、新規の利用者を1~2人/月を増やしたい!
次に、具体的な計画(plan)を立てます。具体的なコツは次の章でお伝えしていきます。
その上での実行(do)です。計画に沿って作成したチラシを実績報告の際に日頃のお礼と共に配布します。
ふつうはそこで、あとはただ待つだけで終わってしまいます。重要なのはその後の検証(check)です。新規の利用者を1~2人/月を増やしたい!という目標に対して、PRチラシの反応が良かったのか悪かったのか。達成できていなければ、原因を模索します。
その原因を改善(action)するために、課題の解決策を考え、手を変え品を変え次の改善へ繋げていきましょう。
まずは見てもらうことが重要!すぐに捨てられないPRチラシの作成方法
ここからは、私たちが過去実践して成功した事例だけを厳選してご紹介します。
誰に見てもらいたいか?分かるようにケアマネの名前を必ず記載しよう!
汚い字で書くくらいなら、手書き風の柔らかい文字を使おう!
ご利用中の利用者とスタッフ全員の表情が見える写真を載せよう!
曜日ごと空き情報を載せよう!
例)通所は、入浴対応可否。訪問は、具体的な空き時間イベントの年間計画を過去の写真や利用者の声を載せよう!
コーヒータイムで簡単に閲覧できるフリー素材の間違い探しゲーム等を載せよう!
ケアマネが利用者宅でネタとなるような地域の情報を載せよう!
例)送迎付きのスーパーの案内、配食や宅食事業者の案内
最後に、このように様々な工夫と改善を凝らして、他の事業者の先を行く特色のあるPRチラシを作って行きましょう!
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