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デイサービスでのキャンセル/欠席率って改善出来るの!?

デイサービス管理者の皆さんは、利用者のキャンセル/欠席(以下、欠席)で頭を悩ましたことは一度はあるのではないでしょうか?
欠席されることは、利用者にとっても良くないし、事業所経営にとっても良くない。しかし、対策の検討が進まない、、、
本日は、利用者に対するストレートなコミュニケーションで、欠席率が改善するお話をしていきます!

機能訓練の大切さを理解頂きましょう


機能訓練は、加齢や疾病等による身体機能の低下に対応する大切なプログラムです。そして、機能訓練は身体機能の維持向上が最終的な目標ではなく、生活機能の維持向上につなげていくことが目的であり、「継続は力なり」であることをしっかりと伝えていきましょう。ここのご理解を頂くことが欠席を減らす第1歩です。

通ってもらって成果を出すことも前提条件です。成果の可視化も重要!

「継続は力なり」とは言いますが、継続は本当に大変です。(誰だってそうだと思います、、、)「デイでやっている機能訓練は効果があるのかな?」「継続しても、しなくても変わらないんじゃないかな?」と思う利用者は少なくないと思います。
だからこそ、機能訓練を継続することが身体機能の維持に繋がっていることを可視化してみてください!3か月ごとの体力測定の結果も活用して、利用者にどのような変化があるのかを利用者が分かる言葉で伝えてみてください。デイサービスに通う意義を深く理解頂けると欠席することも少なくなってきます!

最近では、AI歩行分析ツール等を活用して身体機能の可視化を実践している事業所も増えてきているようです。
トルト参照記事:「お客様のモチベーション維持に貢献!」

一番大事なのは、「欠席する=身体機能低下に繋がる」ことを恐れずにストレートに伝えること!

「欠席します」と連絡が来たら、是非以下の3つのコミュニケーションを実践してみてください。

  • まず、振替のタイミングを確認しましょう。単にその日に通えなくなったというスケジュールが問題でしたら、これで解決ですね。

しかし、振替の話がうまくいかない場合には、

  • 最近のその方の状態の変化を伝えましょう。たとえば「xxさん、最近頑張ってるから●●がよくなってきてますよね!」など、変化を改めて伝えることで、利用者自身でもご自身の頑張りを認識できます。

  • 上記を踏まえて「お休みされると、せっかく良くなってきている●●がまた戻ってしまいます」とストレートに「身体機能低下リスク」を伝えてみましょう。欠席は利用者にとっても良くないので、ストレートに言ってみてください。利用者にも「継続は力なり」を理解いただければ、欠席は減少するはずです。

今回はキャンセル/欠席率を改善するためには、実はストレートなコミュニケーションが大事であることについてご案内しましたが、いかがでしたでしょうか?「継続は力なり」を実現するには、ストレートに伝えていくことで、利用者と事業所が同じ目標に向かっていく姿勢が重要と考えております。

皆さんの一歩に繋がる”ヒント”になれば嬉しいです。