利用者のアセスメントの継続が増回のきっかけ!経時変化の見える化がポイント!
こんにちは!CareWiz編集部です!
月末に行うケアマネジャー(以下、ケアマネ)への報告業務。
利用者の身体状況に向き合う時間のひとつかと思いますが、今月分の報告を終わったときのことを思い出してみてください。
先月の報告のときの利用者の様子は覚えていらっしゃいますでしょうか?
また、この1ヵ月間でどのような変化があったでしょうか?
「利用者の数が多いから、そんなの詳細には覚えていないよ!」
「先月の報告書を見たら、思い出せます!」
例えば、こんな声が聞こえてきそうですね。
仮に報告書で思い出せたとしても、文字の羅列が基本の報告書で、わかる情報には限界があると思います。
さらに、ケアマネ向けの報告書なので、利用者へのフィードバックやコミュニケーションに活かせるものとも限りません。
今回は、利用者の身体状況をアセスメントして、経時変化を追うことで、
利用の増回に繋がった事例を紹介します。
動画比較と点数評価で変化が一目瞭然!
とあるデイサービスに通っていた利用者 Aさんのケースです。
今回は、『CareWizトルト』を利用して経時変化の様子を見ることで起こった事例です。
以下、CareWizトルトの詳細なので、合わせてご参照ください。
家で転倒してしまい、入院をしていたAさん。1週間の入院を経て、久しぶりにデイサービスに通い始めました。
退院後、月1回行っている『CareWizトルト』でのアセスメントを行い、評価点数が20点満点中10点でした。その後、リハビリを経て、数か月後に13点に点数が向上。
職員は、点数が上がった事実と、撮影した動画を比較して見たことでAさんが回復していることを確認することができ、喜んでいました。
しかし、転倒前にアセスメントしたときの点数を改めて見返してみると、評価点数は16点だったことに気が付き、まだ入院前の身体状況までは改善していないことがわかりました。
この結果から、身体状況は回復しているものの、入院前の状態まで戻りたいという本人の希望が芽生え、ケアマネへもその状況を報告。
より運動機能が改善されるようにプログラムを組み直し、サービスの増回という結果になりました。
利用者の変化の把握は大切!
日々の利用者対応の中で、大きな変化に気付くことはあっても、小さな変化や長期間での変化には、気づきにくいこともあるかと思います。
『CareWizトルト』のようなツールを活用して、利用者に+α の価値を感じてもらうことで、満足度の向上、ひいては事業改善や経営改善に繋がれば幸いです。