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【デイサービス管理者向け】ご家族とのコミュニケーションは「良いこと尽くめ」!

デイサービスでの介護サービス提供において、ご利用者のご家族とのコミュニケーションは重要で、避けては通れませんよね。しかし、利用者のご家族とのコミュニケーションを苦手に感じている方も多いのではないでしょうか、、、?「ご家族と話さなくても仕事は出来るし、、、」と。

しかし、ご利用者のご家族とのコミュニケーションは「良いこと尽くめ」なのです!明日から実践してみることで必ず事業所全体へ好影響となります!

では、どのような「良いこと」があるのかを見ていきましょう。

どのような「良いこと」があるのか?

・ご利用者の介護サービス向上に繋がる情報が得られる


 通所介護サービス提供者であれば、ご家族とコミュニケーションができる「送迎」という絶好の機会があります。送迎時にお会いするちょっとの時間での「普段家でどうですか?」という質問が大事になります。ご自宅での様子を伺うことで、ご利用者の課題に直結した介護サービスが提供可能になります。ご自宅の課題を伺っておくことで、腕を上げる運動でも「ご自宅で洗濯物を取る感じです!」等のより具体的な掛け声ができ、ご利用者のやる気とゴールイメージを持って頑張ってもらうことにも貢献します!

・ご家族にも安心感、信頼感を感じてもらえ、事業所全体への信頼感に繋がる


 ご家族への、事業所でのご利用者の普段の様子を細目にわたって報連相することは大事です。当たり前ですが、ご利用者のご家族は、利用者が事業所でどのように過ごしているのか気になります。楽しんでいるのかな?的確なサポートを受けられているのかな?など。そのため、ご家族とお会いする機会に、「先日は、●●さんは、こんな動作ができるようになりました!今日なんか、歩行状態が良くなかったです。自宅での転倒に気をつけてくださいね」と、共有するだけで安心感に繋がっていきます。また、頻度高く報連相することで、安心感は信頼感に、介護士への信頼感は、事業所全体への信頼に直結していきます!

明日から実践するヒント!

・ご家族、ご利用者への尊敬の念を持つ

 皆さんの相手への想いは、必ず態度に出ます。忙しいなかで、少しだけでも相手を考える時間を作れると最高です。しっかりと想っていれば、饒舌でなくても大丈夫です。また、ご利用者は「人生の大先輩」という気持ちは忘れずにいてください。

・最近の様子を「専門用語を使わずに、具体的な事象を」お伝えするのがベスト

 気づいたら介護業界の専門用語を交えて話していた、、、なんてことありませんか?結果、ご家族は「よく分からない、、、」と。ついつい出ちゃうかもしれませんが、易しい言葉でご案内いただけるとベストです。カタカナ用語は要注意です。

・些細なことでも共有を

普段の様子を聞かれた際に、「お変わりありませんでした」と回答してしまったことありませんか、、、?これでは、本当にサポートしてくれているのか?と不信感に繋がってしまいます。「誰々と話していた」など些細なことで良いので、具体的なシーンを易しい言葉で案内してみてください。

一手間で絶大な信頼感を!

今回はご利用者を大事に想うご家族とのコミュニケーションの大切さについてでした。皆さんがご利用者を想う気持ちは必ずあると思いますので、ぜひご家族にお会いされる際には「易しい言葉で、具体的なシーン」をちょっとだけご案内してみてはいかがでしょうか?
皆さんの信頼感獲得の”ヒント”になれば嬉しいです。