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福祉用具相談でのお悩み「ご本人を想うからこそのモヤモヤ」をAIで解消!?


福祉用具貸与事業所のみなさま、利用者とそのご家族に福祉用具提案を行った際に、こんな経験をしたことはありませんか?
「利用者自身は問題ないと感じているが、そのご家族は支援の必要性を感じており、その場の雰囲気がギクシャクしてしまった」というような板挟みの経験を!
本記事では、このような「ご本人を想うからこそのモヤモヤ」が起こってしまうときの解決策について詳しくお話ししたいと思います!

利用者と家族で同じ見解を出せたら…

もし福祉用具貸与事業所が、上記の事例のように歩行分析ツールで予防教室をサポートすることができれば、地域貢献を通じて包括の方に関心をもってもらえるきっかけになります。そしてなにより、AIが歩行を評価し点数化してくれるという体験を参加者にしてもらうことで、参加者自身の自信にもつながり満足度の向上にもつながるでしょう。
結果として、包括の方の信頼を獲得し新規を紹介してくれるなど、様々な効果を得られることが期待できます。
実際に福祉用具貸与事業所のナガヨシさんでは、包括が開催する予防教室にトルト無料の出張歩行分析を行われていました。そして、解析結果及びオススメの運動をお伝えするという取り組みを行った結果、包括の方からのお問合せが増え担当の営業と包括との距離が縮まり歩行分析以外でも様々なご相談等を頂けるようになったそうです。
参考:株式会社ナガヨシ『「サービス提供方法」で大きな差別化に成功!地域包括支援センターからの問い合せが増加』


もし利用者とご家族の両者が同じ見解を出せたら、この悩みは解消できますよね。
同じ見解を持ってもらえるためにAIツールを活用した事例をご紹介します。

まず歩行を撮影して、両者でみる。百聞は一見に如かず

スマートフォンで利用者の歩行動画を撮影しましょう。
この歩行動画は、AIによって分析され数値化されます。分析結果はわかりやすくレポート化され、動画を閲覧し共有することができます。
まずは可視化された結果を見てもらうことで、両者に現状の状態を理解してもらいましょう。

その上で、重要な指標を一緒に見て見解を揃えましょう。

レポートに記載されている歩行分析結果の速度やリズムなどの重要な指標を一緒に見て、両者の見解を揃えましょう。数値化されたデータを利用者とそのご家族が一緒に見ることで、客観的に現状を知ることができますし、両者の見解がしっかりと揃った状態で福祉用具の必要性等を伝えることができます。

そして、目標とする生活の在り方を相談しましょう。

分析結果を基に、今後の目標とする生活の在り方を相談しましょう。AIは分析のみならず、分析結果に基づいたおすすめ運動も出してくれます。利用者の生活におすすめ運動を取り入れてもらい、目標とする生活を一緒に目指していきましょう。
このように福祉用具の提案のみならず、改善に向けた生活へのアドバイスを行うことができれば、ご家族の方が心配する気持ちも少しは解消されるのではないのでしょうか。

AIで心配している気持ちを客観的に伝えましょう

今回は、福祉用具提案の際に起こりがちな「利用者とそのご家族の見解の違いによって起こるモヤモヤ」を解消するための解消策についてお話ししました。
このようにAIツールを活用すれば、ご家族の心配している気持ちを客観的に伝えることができますし、両者とも納得した状態で福祉用具を利用していただくことができるでしょう。
歩行分析ができるAIツールについて気になった方はこちらをご覧ください。