ご利用者の紹介はケアマネジャーからだけじゃない!?
デイサービス管理者の方は、ご利用者の紹介を貰うためにケアマネジャーにばかり営業されている方は少なくないのではないでしょうか?実は、ケアマネジャー以外にアプローチすることでもご紹介があることをご紹介します。
他の事業所からの紹介がある!?
特定の領域に強みを持っている事業所は、他の事業所からの紹介を受けるケースがあります。例えば、理学療法士や作業療法士がいる事業所の場合、他の事業所に新規の相談があった際、担当のケアマネジャーに対して「xxの事業所はリハビリが強いので、このご利用者には、うちよりもxxの方が合っている」等のお声がけを頂き、利用者の紹介を受けていることが少なくありません。地域の中で顔の見える関係性が出来ていると、このように「餅は餅屋」的に、紹介して頂けることがあります。
自事業所の特徴を定め、周知していくことが大事
しかし、これは簡単なことではありません。
まず、自分たちの強みをしっかりと定め、地域内に周知させていくことが必須です。ケアマネジャーに営業に行く際に、自事業所の強みをしっかりと案内すること。そして、地域内でも地域ケア会議や担当者会議などで積極的に発言・発信し、自分たちの強みや特徴を他の通所介護事業所や他のサービス種別の事業所にも理解頂くことが大事です。
発信する上で、ただ発信(例えば「うちは機能訓練に力を入れています!」等)しても「何か違うのかな?」となりますので、同じような強みを持つ事業所と比べて「明らかにすごい!」象徴的な特徴を作り発信してみてください。
機能訓練に力を入れているのであれば「AI歩行分析ツールを導入してご利用者の状態を客観的に評価し利用者や家族に情報提供している」等の発信をすることで、他の事業所との明らかな違いを周囲に認識してもらうことができます。
このような活動を通して、「あの事業所は、xxがすごいらしい。実際に、AI歩行分析ツールを入れて展開している」等の情報が広がり、地域内で一目を置かれていくことなります。ぜひ頑張ってみてください!
実際の事例
https://carewiz.ai/toruto/interviews/goodwalk/
口腔機能評価を差別化に活用してみてはいかがでしょうか
https://carewiz.ai/toruto/pataka/
実はご利用者同士でも紹介し合ってます!
当たり前ですが、ご利用者は同じサービスを利用している方やお友達といろんな会話をされています。
例えば、「最近、Aさん調子いいね。何かあった?」とあれば、「実は、リハビリはxx事業所に通っているんだけど、xx事業所が良くて~」と回答されると、他のご利用者も興味が湧いてきて、ケアマネジャー等に相談が入ります。
ケアマネジャーもこういう情報が頭の中に蓄積されていきますので、「xx事業所はリハビリの評判が良い」と認識されていきます。そうなりますと、「この方はリハビリをした方がよい」と思った際には、納得感を持って紹介いただけるようになります。
ご利用者の紹介はケアマネジャーからだけじゃない!?
今回はさまざまな方からケアマネジャーに対して情報が入ることで紹介が増えていくケースをご案内させて頂きました。稼働率が高い事業所は、多かれ少なかれ、こうした活動をされています。ただ、これの基礎として、自事業所の強みを定義することが大切です。強みの定義が出来ると自事業所としての営業がしやすくなり、周りからのサポートも得られるようになりますので、是非とも挑戦してみてください。その際には、象徴的なことをしないと認識されませんので、その象徴としてAIの活用はいかがでしょうか?間違いなく一目置かれると思います!
本日の内容も皆さんの一歩に繋がる”ヒント”になれば嬉しいです。