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私たちCareWizの介護業界や事業への ”想い”

こんにちは!CareWiz編集部です。

前回の自己紹介記事はご覧いただけましたでしょうか?
まだ読んでないよ!という方は、ぜひコチラの記事も合わせてご覧ください。

さて、今回
私たちがお話したいことは、自分たちが取り組む事業や介護業界に対する「想い」についてです。

数字で見る日本の高齢化

今から13年前、2010年(平成22年)に日本は高齢化率23.0%となり、世界で初めて「超高齢社会(※人口に占める65歳以上高齢者の割合が21%を超えた社会)」に突入しました。

最新版の『令和4年版高齢社会白書』によると、2021年(令和3年)10月1日現在、総人口1億2500万人に対して、65歳以上人口は3621万人。高齢化率はなんと28.9%にも上ります。
出典:『令和4年版高齢社会白書』内閣府 2022年6月14日

もちろん介護業界にも、この変化の波は押し寄せています。
例えば、「要介護(要支援)認定者数」でその変化を見てみると、同じく日本が超高齢社会を迎えた2010年10月時点では約500万人でしたが、2021年10月時点では約689万人となり、約1.4倍に増加しています。
出典:『介護保険事業状況報告 月報(暫定版)』厚生労働省

一方、この10年間で介護業界を支える人手や働く環境は良くなっているのでしょうか?
万年人手不足が叫ばれている中、その状況は深刻さを増しており、「介護を必要としている人を支えたい!」という想いや優しさだけでは、到底乗り切れないものとなっています。

介護を必要とする方々が「より幸せを感じる」介護業界へ

現在、私たちのいる日本社会は一つのジレンマを抱えていると考えています。
それは、「介護を受ける人により幸せになってほしいと願う一方で、少子高齢化が進んだことで財源も支える人も足りていない」というものです。
ご家族はもちろん、介護業界に携わる方々も介護を受ける人により幸せになってほしいと思い、日々活動しています。

しかしながら、今以上に丁寧な介護を行おうとすると、財源も人材も不足している状態のため、今以上のことができない場面もある。
だからといって介護の質を落とすわけにもいかない。そうした葛藤が、介護業界の長時間労働や低賃金と言われる問題に繋がってしまっています

私たちは、このジレンマを乗り越えるために「間接業務にかける時間を減らすことで、介護を受ける方、介護に携わる方がどちらもより幸せを感じる持続可能な介護業界へ」を目標に活動しています。

具体的には、日々の業務のなかで「これは私がやらなくても良いのではないか?」と感じる業務があると思います。私たちは本当に人がやらなくてはいけないこと、「人がふれあう」「悩みを聞き出す」などの介護の本質に時間を割いていただきたいのです。

ここでいう「間接業務」とは、介護における記録、情報連携の手間、運動機能の計測など、AIで代替でき、高齢者との関わりが薄い部分のことを指します。こういった間接業務にかける時間を減らすことで、今後の少子高齢化社会の中でも、持続可能でより幸せを感じられる介護業界を実現することができると考えています。

CareWizだから実現できる理由

前回の自己紹介でも触れたところにはなりますが、弊社には様々なバックグラウンドを持つメンバーが日々業務に取り組んでいます。

元厚労省、施設長、社会福祉士、理学療法士、作業療法士などの介護業界への理解があるメンバー、外資系コンサルタントや外資系IT企業などビジネス経験豊富なメンバーなど、それぞれの強みを掛け合わせて、私たちのプロダクトは作られています。
この相乗効果の特徴があるからこそ、私たちの理想は実現に近づくと確信しています。

また、同時に私たちは思いました。
法律の改正や介護を必要としている人たちのニュースや情報は世の中にあるのに、肝心の介護業界を「支える」人たちの業務や事業所運営に関する情報があまりにも少なすぎると。

サービス提供を通じて、これまで500以上の事業所の皆様と関わってきたからこそわかった課題やその解決への取り組みの知見が、私たちにはあります。

今後の超高齢社会の日本を大きく左右する、大事な大事な介護業界。
この業界をよりよい世界にしていくことに挑戦する一企業として、皆様のお役に立つ情報発信をすることで、業界全体を一歩前に進めるお手伝いができれば幸いです!

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