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ついに本格始動!CareWiz トルトの伴走型キックオフミーティングに密着しました

横浜市青葉区の介護老人福祉施設わかたけ青葉さまを訪問させていただきました。歩行分析AI CareWiz トルトはデイサービスでご利用いただいています。
今回は特に導入1カ月後と2カ月後に実施したキックオフミーティングに着目してインタビューしました。
※2023年4月にトルトご導入、インタビューは導入3カ月が経過した2023年6月末。

元気なトルト推進委員の皆さま。
写真左から小笠原さま、推進リーダー平川さま、玉城さま、通所介護管理者の佐藤さま

キックオフミーティングとは
新規プロジェクトやサービス導入時などに、関係者が一同に会して行われるミーディングになります。
歩行分析AIトルトでは、導入後の活用について話し合えるオンラインミーティングを提供しています。このミーティングでは、早期安定稼働・定着に向けた、具体的な行動のヒントを得て、トルト導入の推進に役立てていただけます。


キックオフミーティングに参加してみて

― キックオフミーティングはいかがでしたか?
佐藤さま:管理者目線ですが、有意義でとてもよかったです。何でも導入する前は盛り上がりますが、導入した後はちょっと手を緩めて盛り下がってしまう傾向があります。でもミーティングがあると、軌道に乗るまでのスケジュールができて助かります。
ミーティングで提案していただき、推進リーダーとそれをサポートする職員という役割分担を分けることを検討し、パソコンが得意な職員とご利用者さまとのコミュニケーションが得意な職員でちょうどきれいに分けることができました。一つ一つの過程をコミュニケーションをとりながらできています。今までは何かとチーム全体というよりは個々で動きがちだったので、今回チーム全体で動くことができてありがたいです。

平川さま:初回のキックオフミーティングで、継続していく場合と継続できない場合の分岐点が分かりやすくて、目指すゴールが明確になってよかったです。軌道に乗るためにはどうすればいいかが理解でき、継続を推進していくモチベーションになりました。ミーティング中に見せていただいたグラフも3カ月後、半年後、1年後をイメージしやすく、分かりやすかったです。

ミーティングでは分かりやすい資料を見ながら進めています。

― ミーディングでは振り返りの時間を多くとりながら進めていますが、この方法はいかがでしたか?
佐藤さま:必要だったと思います。チームが半分に分かれているっていうのもありますし、将来的に人が入れ替わることも見据えると、そこの基盤になる部分をしっかり振り返って確認してっていうのは必要ですね。

― キックオフミーティングそのものに負担感はありますか?
佐藤さま:もともとミーティングを定期的に進めているのでそこまで負担感はなかったです。むしろチームで取り組めているのが良いですね。個人で進めるとどうしても責任感や重圧が出てきてしまいますが、そういうのが分散されているのが良いです。導入した後に、どう動けばいいのか明確になり、スムーズにできています。

オンラインで開催されたキックオフミーティングの様子。

トルト導入後のスタッフの変化

― 管理職としてスタッフの変化を感じることありますか?
佐藤さま:職員全員で使えるようになるという目標ができたので、これをきっかけに撮り方を教えあったり、分からないことを聞いたりといったことが自然にでき、職員間のコミュニケーションがより円滑になっています。

― 現場リーダーとして他のスタッフの変化を感じますか?
平川さま:トルトを推進していく役割を担うトルトチームをつくりました。
どうやったらトルトを軌道に乗せられるかを考えながら、それぞれ責任をもって実施してくれています。これから他のチームスタッフにも使ってもらい、施設全体に広がってくれたらいいですね。

わかたけ青葉さまとのキックオフミーティングで意識したこと
初回から現場のスタッフさまも積極的に参加して始まったキックオフミーティング。新しい取り組みやサービスを定着・導入を成功させたいという気持ちに応えるため、どんなことを意識したのか振り返ってみました。
導入を決める決裁者、実際に運用を進める施設管理者、現場のリーダー/スタッフの3者が関係します。この3者の意識合わせがとても重要です。
それがないまま導入すると、どこかでひずみが出て導入が進まない可能性があります。それぞれ見ている角度や課題感が違うからです。
キックオフミーティングでは「自拠点の課題は何か?」をみんなが言葉に出し、その課題を解決するために具体的に何をすべきかを明確にしていくこと
ができました。さらには使用継続後のあるべき姿、定着のイメージをもってもらうような働きかけをしました。

トルトの利用方法や意外な発見

― ご利用者さまとどんなふうにコミュニケーションをとっていますか?
平川さま:アプリ画面を直接開いて利用者さまにお見せしています。点数やコメントを確認し、「今後こういう運動していきましょうね」と提案しています。時間にして5分くらい、何かやりながらでも分析や会話はできますので、業務に組み込むのも問題ないです。

分析結果を楽しく一緒に確認しています。

― トルト導入に際し、ご利用者の新規獲得を一つの目的とされていましたが、その観点ではどのように利用していますか?
佐藤さま:そうですね、二つありまして、一つは外部のケアマネさんへの営業です。もう一つはショートやデイサービスの見学時に「トルトを撮ってみませんか?」とご案内して活用することです。営業ツールとしての利用はこれから実績に反映されることを期待しています。

― 使っていて意外な発見や効果はありましたか?
佐藤さま:コロナ禍ということもあり、職員もどう動くべきか迷うことがあるのですが、ツールを使うことでみんなが同じ方向を向きながら取り組めています。数字では出てない部分ですが、いいことだなと思っています。

― 今後の利用の展開は?
平川さま:おすすめ運動(ホコリハ)をご家族に配布しようと思っています。デイに来て運動しても、「自宅でどうしたらいい?」となるので、デイサービスからの提案のいい機会になります。更にはそれを機能訓練として取り組みたいです。そうやって活用の幅を広げていきたいですね。

おすすめ運動(ホコリハ)とは
トルトのAI分析結果レポートに表示される、その方の歩行状態に合わせたおすすめの運動になります。現在歩行のおすすめ運動は10種類あり、一覧をPDFでも提供していますので、印刷して配布することが可能です。
おすすめ運動(ホコリハ)について詳しくはこちら

分析結果レポートにおすすめ運動が提案されます。
オリジナルのトルトのチラシや利用申込書、機能訓練記録表。ステキです。
iPadを使って撮影。元気に歩いておられます!
床には5メールのテープを貼っていつでも撮影できる環境ができています!

インタビューを終えて
実際に撮影~分析するところを見学させていただきましたが、利用者さまも楽しそうに参加してくださり、リポートを一緒にする際には「こんな風に歩いてるの?」と笑顔も出てほっこりしました。
オリジナルのチラシや利用申込書のレベルの高さにはびっくりです。
今回の訪問を通して、トルト導入時の意識合わせの重要さをつくづく実感することができました。現場でトルトが自然になじんでいるようでひとまず安心です。ひとえに決裁者~管理者~現場の3者間の密なコミュニケーションが確立できているからこそですね。
キックオフからゴールに至るまでこれからも伴走させていただきます!

今回のインタビューは「社会福祉法人若竹大寿会 介護老人福祉施設 わかたけ青葉」様にお伺いしました。
横浜市青葉区奈良4-6-1
https://wakatake.net/category/facility/aoba-facility/

CareWiz トルトご契約済みのお客様で、キックオフミーティングについて興味がある方はこちらまでお問い合わせください。→ cs@toruto.jp


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