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介護事業所の新しい採用手法「リファラル採用」のすゝめ〜トレンドな採用手法のメリット3選〜

新しい職員の採用をした時、こんな経験ありませんか?
新たに採用した人が「採用したのにすぐ辞めてしまう」「事業所の特色に合わない」「前職でのやり方(介護手法)でこだわってしまう」など”こんなはずではなかったのに・・ということはないでしょうか。
今回はそういったお悩みのヒントをお伝えします!

はじめに

本記事は介護事業所の採用に携わる方へ向けた記事です。

中でも、
「早期離職などのミスマッチを防ぎたい!」
「優秀な人材を採用したい!」
「でも採用コストは抑えたい!」
と、介護人材の採用に様々な課題を抱えている方には特におすすめの記事です。

これらの希望を叶える採用手法をご紹介いたします。
ぜひ最後までお読みください。

リファラル採用とは?

職員の個人的な人脈を活用した採用手法のことです。(英語で「紹介」を意味する「Referral」が由来)
職員が自らの知人で自事業所にマッチしそうな方を紹介し、選考を経て採用に至ります。縁故採用とは異なり選考を実施するため、必ず採用されるとは限りません。

なぜリファラル採用に取り組むべきなのか

タイトルにもある通り、リファラル採用には3つのメリットがあります。

①ミスマッチの防止

リファラル採用では、求職者と事業所の双方をよく理解した職員が紹介するため、ミスマッチの防止に効果的です。
事業所のことをよく理解した職員が紹介するため、通常の採用経路と比較してより自事業所にマッチした人材に出会える確率が高まります。

また、求職者は、求人やエージェントからは得ることができないリアルな職場の情報を手に入れることができます。実際に働いている方の声を聞いた上で判断できるため、入社時の納得感も増すほか、知人がいるため人間関係の不安も和らげることができます。

②求人サイトやエージェント経由では出会えない優秀な人材と出会える

一般的な求人サイトやエージェントには、転職意向が高い人が集まります。しかし、その中から求める人材と出会える確率はそう高くはないでしょう。

リファラル採用であれば、転職意向が高くなくとも、紹介によって自社にマッチした優秀な人材と接点を持つことが可能です。自社への魅力付けに力を入れることで転職意向を高め、他社に見つかる前に採用をすることができます。

③採用コストを抑えることができる

求人サイトやエージェント経由で採用をすると、求人掲載費や人材紹介料が発生します。
しかし、リファラル採用は職員の紹介のため、基本的には費用が発生しません。

リファラル採用を積極的に行っている他業界の企業では、費用が発生しない分、紹介を行った職員へのボーナスや表彰などのインセンティブ制度を設けて還元する企業も多いです。

リファラル採用を成功させるポイント

メリットがたくさんあるリファラル採用。成功させるためのポイントは次の3つです。

①リファラル採用制度や紹介してほしい人材像の周知

リファラル採用に馴染みのない事業所では、制度を認知してもらうことから始めましょう。その際に、どのような人材を求めているのかを併せて伝えることで、職員も声をかける知人を選びやすくなります。

②リファラル採用への動機付け

リファラル採用を成功させるには、職員に「候補者を紹介したい!」と思ってもらうことが大事です。「なぜ、リファラル採用に取り組むのか」をしっかりと説明した上で、紹介後に採用が決定した場合のインセンティブ制度を設定しましょう。ミスマッチの防止や採用コストの削減など事業所へのメリットが大きい採用手法だからこそ、協力した職員へ還元することが継続的にリファラル採用を成功させる鍵です。

③紹介する障壁を取り除く

「3.なぜリファラル採用に取り組むべきなのか」でもご紹介したように、転職意向が高い候補者以外にもアプローチできることがリファラル採用の特徴です。
しかし、紹介していきなり面接を実施するなどの選考フローでは、転職意向が低くても自事業所にマッチしている方を紹介しづらくなってしまいます。

食事会や職場見学会など、選考要素のないカジュアルな機会を設けることで、紹介を増やしながら転職意向を高めることが期待できます。

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